ZUNDA DEX の取り組み - IT Admin Blog by ZUNDA

はじめに

「なぜかネットワークの速度が遅い…」「パソコンがなんとなく調子が悪い…」

オフィスでこんな声を耳にし、システム管理者が調査するときには再現しない…そんなことはありませんか？

ZUNDA DEX ではこのような「なんだか調子が悪い」という声に対し、多様な側面から従業員のデジタル体験 (DEX: Digital Employee eXperience) の状態を可視化して課題解決のための切り分けを支援します。

この記事では ZUNDA DEX の特徴やできることについて紹介します。

ZUNDA DEX とは

概要

コンピューターの利用体験の向上のため、デバイスの各種メトリクスをクラウドで収集・分析するソリューションです。 ZUNDA DEXを通じて、システム管理者はユーザーの「なんだか調子が悪い」という声に対し、多様な側面から状態を可視化して課題解決のための切り分けを支援することが可能です。また、収集したデータをBigQuery や DatadogなどのBI・可視化ツールとの連携し、分析することも可能です。

目的

ZUNDA DEXは、システム管理者のハードウェア選定およびトラブルシューティングを支援します。また、ICT 機器利用者の体験を定量的に評価することにより、従業員の生産性向上と定着率改善にも貢献します。具体的には、ZUNDA DEX を活用することで、オフィス内のネットワーク環境 (Wi-Fi強度、接続状況など) や PC のパフォーマンスに関するデータを収集・分析し、DEX 向上のための具体的な施策検討可能になります。他にも、Wi-Fi の電波強度が弱いエリアを特定しアクセスポイントの配置を見直したり、PC の動作が遅い原因となっている可能性のあるハードウェアやソフトウェアの問題を特定したりすることができます。

具体的な活用シーン

社員が PC を快適に使えているか気になる
- 普段の利用状況をロギングすることで利用体験を可視化
Wi-Fi の受信感度が悪いという問い合わせの解像度を高める
- 各クライアントの電波強度や通信速度のログを確認して原因の追及
更改する PC の選定でどの程度のスペックが妥当かわからない
- 利用している PC のメモリや CPU などのリソース情報を記録・閲覧
- 更改するとしても、何を重視するべきかログデータを判断材料にできる
  - 例えばメモリ使用量が常に逼迫していたらメモリを追加
  - CPUが常に高負荷ならより高性能なCPUを選択
Web 商談や IP 電話を利用した営業活動において、顧客から「音質が悪い」との苦情
- ある特定のPCの問題なのか、アクセスポイントの問題なのか、自社のゲートウェイの外側の問題なのか。ログデータを取っておいて分析することで判断材料になります。